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東京のレストランガイド
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東京で梅酒を楽しむ
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春の到来と共に、東京の街は、ほんのりと赤味がさしてきている。梅の花がヴィヴィッドなピンク色で街を彩り、桜の花は、今にも開花しそうな様相である。今月は、ピクニック・バスケットを持って、友達とお花見に出かけるには絶好の時期。でも、その際は、くれぐれも梅酒を持参することを忘れないように。フルーティで花の香が漂う梅酒を味わいながら楽しみお花見は格別なものなのだから。
しばしば、「梅のワイン」と称される梅酒だが、青梅を焼酎か日本酒に漬けて作られる昔ながらの手法の他に、ブランデー、ワイン等に青梅を漬けるバージョンもある。サッカリンのようなその甘み、個性的なアロマ、つんとくる酸味は、アルコールが苦手な人をも魅了する風味だ。梅酒のタイプは様々である。甘みの強いタイプ、飲みやすいタイプ、また、シソ等のフレーバーと組み合わせたものもある。最近では、多くの蔵元が吟醸酒で作る梅酒を作り始めている。大七きもと梅酒は、ベースとなる日本酒に一級品を使用することで、どれほど梅酒がすばらしい出来になるかが分かる典型的な例だ。
通常、お店のドリンク・メニューに載っている梅酒は1,2種類程度だが、以下の店では、梅酒の魅力を更に堪能することができる。
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お茶漬けBAR ZUZU
雑賀や角玉等の人気ブランドを含め、11種類の梅酒が供されている。アンズやユズ、でこぽんをベースにしたリキュールもある。充実の焼酎セレクション、数は少ないが厳選された日本酒、楽しいカクテルの数々。思わずこの店では長居してしまうだろう。12種類の美味なお茶漬け、その他の一品メニューも思わず唸ってしまう出来映え。予算は、ドリンクと食事込みで3,000円程度。 [ レストランのデータ]
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三年ぶた蔵
メイン・ダイニングスペースの上には、巨大な和紙で作ったブタの提灯がきらきらと輝いていて不思議なムード。この店では、80種類の梅酒と共に、ほぼ同じくらいの種類の焼酎も用意されている。フード・メニューは、手の込んだ様々な居酒屋の定番メニュー、美味しい串焼きや小ぶりな鍋料理、しゃぶしゃぶ等々。ドリンク2〜3杯と食事をたっぷりと楽しんで、予算は4,000円程度。 [ レストランのデータ]
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プラムガーデン「梅椿」
この原宿にある居心地のいい居酒屋は、梅酒の入門者には絶好の場所だ。100種の梅酒と焼酎が常時揃えられ、大人数でわいわいと楽しむにはうってつけの雰囲気である。ドリンク・メニューは、ベースとなるアルコール毎に分類されており、好みを伝えれば、お店のスタッフは快くお勧めのドリンクをチョイスしてくれる。フード・メニューは、ハーブで軽くグリルしたラム、ピリッと辛い玉ネギを載せたメカジキのフライ、ピーナツ豆腐のカプレーゼのサラダ、お刺身、天ぷら、沖縄の定番料理等々、非常にヴァラエティに富んでいる。全品が、梅酒にマッチするようことを意識して調理されているのが特徴だ。予算は、飲み物込みで5,000円程度。 [ レストランのデータ]
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区ト間
250種に至る梅酒を有する、バー、区ト間は、まさに梅の黄金境である。サッカーファンの梅酒エキスパートが経営するこの池尻大橋のバーでは、テイスティング・フライト(梅酒利き酒セット)が1,000円で提供されている。自分自身で梅酒をセレクトすることもできるし、オーナーに、あなたのテイストに合ったブランドをセレクトしてもらうのもいい。料理の種類はさほど多くないが、梅酒愛好家の男性が店内でアーセナルの試合を観戦しながら盛り上がれる唯一の場所だろう。サッカーの試合が終了した後は、DJが気分のいい音楽を流し、ライブ・イベントも頻繁に行われている。オリーブ、ピクルス等のおつまみとドリンク2〜3杯込みで、予算は2,000〜3,000円程度。 [ レストランのデータ]
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お花見に梅酒を持っていくのなら、15種類のブランドが揃った表参道ヒルズの長谷川酒店(03-5785-0833)か、赤坂の鈴木三河酒店(03-3583-2349)がお勧め。鈴木三河酒店では、10種類の梅酒を販売しており、サンプルを無料で試飲させてくれる。この店では、思い切って、強烈な風味の梅のグラッパ、「刀・梅・オードヴィー」にチャレンジして欲しい。ところで、考えてみれば、春だから梅酒が美味しいわけではない。いつ、どこで飲もうが、梅酒は我々に至福のひと時を与えてくれるお酒なのだ。それでは、乾杯! [ レストランのデータ]
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by メリンダ・ジョー
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