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東京のホテルのバー
東京の街を高層階から俯瞰してみたい、ジェームズ・ボンドを気取って午後3時にマティーニのグラスを傾けたい、そんな気分の時は、ホテルのバーに行くことをお勧めする。真ちゅうの鋲が打ちつけてある人工皮革のスツールや、薄めすぎたハイボールのイメージは過去のもの。
最近のホテルのバーは、最高にエキサイティングだ。国際的に高い評価を得ているデザイナーは、ぱっとしないホテルのバーをスタイリッシュな空間に変貌させているし、腕利きのバーテンダーは、カクテルの魅力を我々に再認識させてくれる。
マンダリンバー
「贅を尽くした」という表現が、日本橋のマンダリンオリエンタル東京内にあるマンダリンバーを表するにはぴったりだろう。小坂竜氏のインテリア・デザインに、テキスタイル・デザイナー、須藤玲子氏によるテキスタイルデザインが映える店内は、アースカラーで統一され、とてもシックで魅力的だ。この店に置かれているものは、全て大ぶりで、バスタブサイズの椅子には巨大なクッションが置かれ、暖炉は2フロア分くらいの高さで、天井に届きそうな勢いである。また、2ヶ所に広いメイン・シート・エリアが設けられており、とてもゆったりとしたスペースである。
ドリンクメニューでは、フルーティーなオリジナル・カクテル(1,800円〜)がフィーチャーされている。”Ancient City”はテキーラ、コアントローとパッションフルーツをミックスしたもので、テキーラを1ショット追加すると、更にインパクトのあるカクテルに成る。フレーバー・マティーニは、好みによって、様々なフレーバーがオーダーできる楽しいメニューだが、やはり、クラシックやダーティマティーニ(2,100円)に勝るものではない。
モルト・ウイスキーの価格帯は、1,995〜4,000円/グラス。「奥の松 特別純米古酒 1988」(5,040円)や龍力純米吟醸(12,600円)等もボトルでオーダーできる。夜11時までなら、隣接するレストラン、「センス」や「シグネチャー」の料理がオーダーできる。
8時以降は満席になってしまうので、早い時間に入店するのがお勧めだ。ジャズバンドのライブパフォーマンスも毎晩楽しめる。カバーチャージはなし。
[店のデータ]
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ラウンジバー Peter
ザ・ペニンシュラ東京で最も話題のフュージョン・レストラン、Peterのバーは、私たちがホテルのバーに対して抱いているイメージを良い意味で裏切ってくれる内装だ。ヤブ/プッシェルバーグ両氏によるデザインは、80年代のスタイルを、21世紀風に昇華させたかのような素晴らしい出来映え。眩く輝く外観は、ブレット・イーストン・エリスの小説の世界を思い起こさせるポストモダンな雰囲気だ。黒い大理石のバーカウンターの後方では、ラベンダー色のネオンが淡く光り、アンビエント・ミュージックがまるで空間に溶け込んでいくように流れている。きらきら輝くクロム製の木のデコレーションも非常に印象的だ。
ビールのリストは、エビスの生ビール(1,100円)、北海道のメーカーがホテル用に独自に醸造したオーガニック・ピルスナー等各種。約12種類のグラスワインの価格は、1,800円から。様々な種類のモルトウィスキー(2,600円〜)は、バーで定番を求める人には嬉しい内容。だが、フルーティーな・カクテル(1,800〜2,200円)が好みの人もこの店が気に入るはずだ。Yuriという名前のオリジナル・カクテルは、日本酒とディータ(ライチのリキュール)にすだちを絞った爽やかな風味の一品だ。このシーズンのお勧めカクテルは、「東京ジョー」。ボンベイ・サファイア・ジン、梅酒、クランベリージュースをミックスしたこの一品は、1949年に製作されたハンフリー・ボガート主演の映画にちなんで名付けられた。おつまみのメニューも充実の内容だ。
サービスはとてもフレンドリーで、嬉しいことにテーブルチャージもない。美しい夜景を眺めながら、お酒を心ゆくまで楽しむにはうってつけのバーだ。
[店のデータ]
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トゥエンティエイト
コンラッドホテルのロビーフロアにあるトゥエンティエイトは、モノクロームのインテリアで整然と彩られた都会のオアシスのような店だ。天井の高い、引き締まった美しさが感じられる広々としたスペースには、リネンのかさを付けたランプ、クリームとブラウンの革張りの椅子が素晴らしいレイアウトで配されている。内装を手掛けたG.A.デザイン・インターナショナルのコンセプトは、大都会の静寂空間。窓一面に広がる東京ベイエリアの絶景を楽しみながらお酒やお茶が楽しめるこのバーは、まさに汐留の癒しの空間と呼びたくなる趣だ。
この店は、ティータイムも人気で、アフタヌーンティー・セット(3,500円)は、クロテッドクリームとラズベリージャムが添えられたミニサイズのスコーン、チキンのグリルのカナッペ、アボガドクリーム添え等がすりガラスの大皿に乗せられて供される。量は少なめだが、満足できる内容である。
やはり、この場所ではお酒をという向きには、名物のオリジナル・カクテル(1,700円〜)をお勧めする。「庭園」は、ウオッカにキュウリ、シソ、キウイ、カルダモン・シードを組み合わせたユニークな一品。「フレンチ28」はシャンパンをベースに、タンカレー・ジンにライムの葉を浮かべた楽しいカクテル。また、ボンベイ・サファイア・ジンを使った「サファイア・マティーニ」(2,000円)も美味。ズワイガニのクラブケーキ、牛のすね肉のマリネ、キュウリ添え等のタパスも、5:30pm以降のバータイムから楽しめる。(3品セットで2,000円)
この店を訪れるのは、やはり夕暮れ時がいい。淡い照明が静寂な空間を優しく照らし出す様は何とも美しい。日が沈むと、仕事帰りの人々が続々と店に押し寄せ、店は一転して慌ただしい雰囲気になる。夜は、ライブ・パフォーマンスも行われ、8:00pm以降はテーブルチャージ(1,800円)が加算される。
[店のデータ]
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ザ・ロビーラウンジ&バー(@ザ・リッツカールトン東京)
東京ミッドタウンのリッツカールトンホテルの45Fにあるザ・ロビーラウンジ&バーからは、東京タワーとその周辺が一望できる。ふんわりとした座り心地のチェアーに身を沈め、キャンディ・カラーのシルクのクッションを傍らに、ボサノバを聴きながら、真夜中まで素晴らしい景色を眺めることができる。フランク・ニコルソンのインテリア・デザインは、モダンと伝統が混在したスタイルで、高い天井、琥珀色のウッディな壁が何とも不思議な形状のランプに照らされている店内のムードは非常に個性的。
装飾はシンプルだが、メニューは大変贅沢な内容だ。ザ・ダイヤモンド・フォーエバー・マティーニは、ベルヴェデール・ウオッカを使って作ったマティーニに、1カラットのダイヤモンドを添えた一品で、なんと一杯1,800,000円!ロブスター・マティーニは、キャビアと仏産の生クリームがトップにのせられている代物(7,800円)。100%神戸黒牛を使用したWOWバーガーは、13,450円。このような、まるで別世界に生きているような人が喜んでオーダーするようなメニューも数品あるが、まっ当なバーメニューも充実している。ビール各種(1,200円〜)、グラスワイン(1,800円〜)、スタンダードなカクテル(2,000円〜)やグリルした豚や鶏肉を串刺にした軽いおつまみ類も用意されている。
窓際の席を陣取りたいのなら、早めの時間にこの店を訪れること。夕方6時頃には、満席になってしまう可能性が高い。8時以降は、エンターティメント・チャージとして、500円が加算される。
[店のデータ]
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by Melinda Joe
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