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東京のレストランガイド
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居心地満点のカフェ
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今年の夏、我々は東京の居心地のいいカフェでゆるゆると過ごす時間を満喫している。街を歩いていると、凄まじくスタイリッシュな造りのカフェばかりが目に付くが、思う存分リラックス(店によっては、靴を脱ぐこともできる)することができるカフェも東京にはあるのだ。ログキャビン風のデザインや、和のテイストを加えたカフェ等々、人によって好みは様々だと思うが、いずれにしても、今回紹介する店では、まさに我が家にいるようなくつろいだ気分が味わえることだろう。
A to Z Cafe (青山)
アニメのキャラクターやフィギュアが好きな人なら、日本を代表するアーティストである奈良美智さんの絵画や彫刻に描かれている、可愛らしさと小憎らしさが同居しているような女の子のキャラクターに魅力を感じることだろう。南青山のA to Z Cafe は、デザイン・オフィスのgrafとのジョイント・プロジェクトで、個性的なアートワーク、ミスマッチな家具、廃木材と波形鉄板に彩られた店内の雰囲気は、まさに夏の午後にほっと寛ぐにはぴったりのスペースだ。奈良さんの発案によりクリエイトされた、このユニークなカフェは、戸外の煩雑な都会の風景と好対照を成していて非常に面白い。
日替わりのスペシャルランチは800円から。和風テイストのア・ラ・カルト・メニュー(315〜1,000円)も充実している。明太子のりトーストはちょっと変わったおつまみ。ヤリイカのフライとカリカリのお餅は、なんだか食べるのが勿体ないくらいに可愛い盛り付け。食後は、コーヒー、中国茶、もしくは日本茶と共に、カボチャとココナッツのケーキ等、絶品のデザートを是非オーダーしてほしい。カクテル、ビール、焼酎、シャンパン等のアルコール類も豊富。フリー・アーティストのレクチャーを覗きにくるのもいいし、目的もなしに、ふらっと立ち寄って、アンビエント・ミュージックが静かに流れる店内に出入りする魅力的な人たちを横目で見ながら、のんびりするのも楽しい。
[ 店のデータ]
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Combine (中目黒)
目黒川沿いの緑に覆われた小径の奥にあるCombineは、隠れ家を思わせる一軒だ。打ちっぱなしのコンクリート、アルミのインテリアで構成された店内は、改造されたロフトを思わせる造りだが、ベルベットの椅子と壁一面を埋め尽くす素晴らしいブックコレクションが、ゆったりとした空間を作り出している。書籍の大半がアート、もしくは、デザイン関係の本で、自由に閲覧することができる。店内の大きく開け放たれた窓がなんとも気持ちがいい。お昼時にこの店に集う客たちは、本好きの男女、一分の隙もないファッションに実を包んだやや年配のご婦人方、そして、もちろん、近隣のお洒落なファッション関係者たちである。
日替わりのランチセット(1,000円程度)は、12:00pm〜3:00pmまで食べられる。エスニック料理にヒントを得たメニューは、とてもヘルシーな内容で、美味。シーフードのフォーは、たっぷりの野菜と揚げたガーリックと共に供される。カシューナッツが散りばめられたサラダのポーションもたっぷり。6:00pmまでのティータイムが終わると、Combineは、深夜までドリンクとフードを提供するバーになる。DJ、ライブ、イベント情報の詳細については、Combineのホームページ(www.combine.jp)をチェック!
[ 店のデータ]
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Cafe Apartment (高円寺)
高円寺のCafe Apartmentは、玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えてから店内に入るシステム。フロアの間取りは、まさに東京の典型的な1DKのアパートを思わせる造り。低いテーブルと柔らかいクッションが壁に沿って並べられ、部屋の隅には、様々な観葉植物が配されている。店内には、自由に閲覧できる絵本や雑誌と共に、クレヨンとノートが置かれ、気の向くままに絵を描いて時間を過ごすことも出来る。
ロイヤル・マンゴー・ミルクティや、ライムを添えた冷たいコロナビールを啜りながら、この店でまったりとするのは楽しい。フードメニューは、オムライス(980円)、クロックムッシュ(680円)、ソーセージ類やピクルス等々。また、季節が変わるごとに、デザートメニューも変更され、世界中の様々なデザートが供される。現在は、タピオカ、緑豆餡、小豆にクラッシュアイスをのせて、ココナッツミルクをベースに仕上げ、バナナチップとピーナッツクランチをトッピングしたベトナムのデザート、チェーが供されている。毎月恒例のイベント、「Friday Flyday」は、無料で(もしくは、わずかなミュージックチャージで)ライブが楽しめる。
[ 店のデータ]
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KADO (神楽坂)
お店を訪れると、女性オーナーの方が「どうぞ、お上がりください。」と優しく声を掛けてくれる。この店も玄関で靴を脱いでから入店するシステムだ。場所は、神楽坂の赤城神社のそば。昭和の雰囲気が濃厚に漂う、築57年の趣のある日本家屋を改造したこのカフェ・レストランは、高度成長期以前の東京の姿を垣間見せてくれる。メインのダイニング・ルームは、畳の和室で、スリムな男女4人くらいが座れる縁側もある。ソファと椅子が配されたテーブル席は、後方の小さな部屋にセッティングされている。
メニューは、新鮮な食材を活かしたシンプルな料理が多いが、銀杏の入った絶品のタロイモのコロッケや、キクラゲが入ったふわふわのオムライス等々、ちょっとひねりが効いていて楽しい。ランチタイムは11:30am〜2:30pmまでで、予算は1,000円程度。お店が込みだす前に早めのランチをとるのもいいが、2:30pm〜5:00pmのカフェタイムにふらっと立ち寄り、コーヒー、中国茶、日本茶をゆっくりと味わうのもいい。ディナーは、5:00pm〜11:00pmまで。
[ 店のデータ]
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by メリンダ・ジョー
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