ローブリュー
表参道: フランス料理
ローブリュー (表参道: フランス料理)
ローブリュー
電話: 03-3498-1314
営業時間:6-10pm (LO) 定休日:日

レストランには、仕事関係の客や遠くから来た親戚の目を見張らせたいなんて時にぴったりの店や、行き来する人たちを眺めるのに最適の店や、二人のロマンティックな食事にぴったりの店があります。その一方で、それほどお洒落でも、ロマンティックでもないけれど、本格的な食事を提供することにひたすら専心している店もあります。ローブリューはそんなレストランです。

この店はとくに豚肉に力を入れているようです。豚足の形をした真鍮のドアの取っ手から入り口ホールに飾られた剥製のいのししに至るまで、田舎風のインテリアは豚の小物であふれかえっています。黒板メニューには、聞いたこともないような(少なくともフランス語では)豚肉の部位が並んでおり、ダイニングルームの奥にある炭火グリル-ここでだいたいの料理はじっくり料理されます-にみんなの関心が集まっています。

この店の料理はシンプルです。こくのある複雑な味わいのソースもなければ、体裁よくきれいに盛りつけられているわけでもありません。とても美味しい誠実なカントリースタイルの料理と言えばいいでしょうか。アントレは一品3,000円と、青山でも高めですが、一皿の分量はとても多いです。私たちは、コト・ド・ポル(豚の骨付き背肉料理)ローストポテト添え、豚のすね肉脂漬・白インゲンの煮込み添え(どちらも大量、砕いたブラックペッパーの小皿がついてくる)を賞味しました。ほかには、豚の耳、豚足、ブラッドソーセージなどもあります。ゴートチーズ・サラダも非常にシンプルで、軽くドレッシングされたエンダイブとルコラが、丸いトーストに乗った温かく柔らかいシェーヴルの味とほどよくマッチしていました。

ポークを食べる気分にならなかったら、ウサギやウズラ料理、焼き魚もあります。ワインはフランス産に限られ種類も多くはありませんが、十数種類のワインが非常にリーズナブルな価格(3,000円から6,000円)で楽しめます。私たちが料理に合わせて選んだのは、ピリっとしたCahors Ch. Lazgrezette(カオール・シャトー・ラズグレゼット、4,800円)。食後にはマールやグラッパも楽しめます。チーズの盛り合わせはミモレットなどのハードタイプがほとんどで、デザートには東京ではめったに見られないライスプディングもあり、さくっとしたクラストでブリュレ・スタイルに仕上げてあります。

インテリアは、白い壁と木の梁といった田舎の簡素な農家風ですが、肝心なのは食事が美味しいかどうかですよネ。フランス・バスク地方のビストロという触れ込みのローブリューは4月にオープンしたばかり。ここのシェフは以前オー・バカナルほかでも料理を担当していました。ディナー(ドリンク込み)は二人で15,000円くらい。

駅から骨董通りを行き、パパス・カフェを通り過ぎて右折、それから次の狭い脇道を左折。


by Bjorn Katz
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