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★★アクアヴィット/
外苑前: スウェーデン料理
5413-3300
店のデータ
NYの人気店、アクアヴィット、Riingoのシェフを兼任しているマーカス・サミュエルソンは、アメリカで非常に高い評価を得ている料理人である。嬉しいことに、彼が新たに東京に新たに出店したアクアヴィットでもNY本店と同レベルの素晴らしい料理を楽しむことができる。彼の料理スタイルは非常に斬新で、クリエイティビティに満ち溢れたものだ。フランス、イタリア料理が優勢な東京のレストランシーンに、アクアヴィットの最先端のスカンジナビア料理は新たな息吹を与えることとなるだろう。

ダイニングルームは、明るく、活気に満ちており、日本の現代美術作品とスカンジナビアのアート作品で彩られている。一見、クールな印象の内装だが、テーブルに置かれたアンティークのコショウひき器と店舗の裏手にある小さな庭に植えられたばかりの木立が暖かみを感じさせる。

また、この店の立地も実に魅力的だ。食後、レストランの入り口を抜けると、ファッショナブルな花屋が見渡せる噴水のある広場に通じるロケーションは、無味乾燥的なオフィスビルのロビーを食後に通過するよりも数段気分が良い。

この店では、NY本店の名物の一つであるバラエティに富んだ様々な自家製アクアヴィット(北欧のジャガイモを原料とする蒸留酒)を味わうことができる。我々のお気に入りは、ホースラディッシュ、洋梨とブラックペッパー風味のアクアヴィットだ。また、スタイリッシュなバーラウンジでもこの店のオリジナルのアペリティフが楽しめる。他店では味わえない「アクアポリタン」や「スパイシー・マンゴー・マルティーニ」等のアクアヴィットをベースにしたユニークなカクテルも楽しい。

前菜の鹿肉のカルパッチョ、チーズと根セロリのサラダ、黒トリュフのヴィネグレットは、何とも魅惑的な一品。伝統的なスウェーデン料理の4種のニシンの酢漬け4種(ウォッカ・ライム、カレ・ー・アップル等のフレーバーもあり)の盛り合わせには、カールスバーグとアクアヴィットが共に供される。

初めてこの店を訪れたならば、スモーガスボード(一口前菜の盛り合わせ)を前菜にオーダーすることがお勧めだ。今回我々が食べたのは、大きな四角いプレートに格子状に9種の異なるアペタイザーが一口サイズのポーションで載せられた一品であった。前菜の前に頂いたポテト、ネギ、アンチョビのクリーミーなスープも絶妙な塩加減が味蕾を刺激する何とも美味な一皿であった。また、アミューズのチーズ・フラン、サーモンに少量の燻製にした卵の黄身を添えた一品も絶品。文句なしの出来映えのポテトブレッドとクリスピーブレッドには、ハーブ・バターが添えられて供される。

メインディッシュは、風味と食感がバランス良く楽しめる品々を中心に構成されている。例えば、ジューシーな鴨胸肉、鴨もも肉のローストとカリッした食感のコンフィの組み合わせの妙は見事だ。タラゴンの芳香も非常に効果的で、キューブ状に盛りつけて、最後にパセリスパッツエルコーヒーソースを添える演出もシェフの遊び心が感じられて嬉しくなる。コールラビで巻いた仔羊、ナス、アーティーチョークの煮込みが添えられた骨付き仔羊のローストの肉質、焼き加減も見事である。

デザートもシェフのインスピレーションの素晴らしさが感じられる斬新な逸品揃いだ。アクアヴィットのスウェーディッシュ・パンケーキは恐らくこの店で最も卓越したデザートだろう。ジンジャーコンフィ、生クリーム、ラズベリーをミックスしながら味わうこのデザートは最高だ。その他、ソルトキャラメル・アイスクリームが添えられた濃厚なブラウニーを思わせるチョコレート・カスタードケーキ等、ユニークなデザートメニューも大変充実している。

ワインリストも素晴らしい内容で、世界各国の銘柄がセレクトされているが、ブルゴーニュ、ボルドー、カリフォルニア・ワインが特に充実している。10,000円以下の銘柄も少なくはないが、やはりそれ以上の価格帯のワインが大半である。ディナータイムには、ア・ラ・カルトメニューある(メインディッシュは、3,600〜5,000円)。また、プリフィクスディナーは、6,800円と9,800円(+サービスチャージ10%)。ランチは1,500〜4,500円。メインディッシュは、サミュエルソンが独自のスタイルで調理したトースト・スカーゲン(シュリンプサラダのオープン・サンドウィッチ)、ビーフ・リドバーグ、スウェーデッシュ・ミートボール等の伝統料理が味わえる。
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◎北青山2-5-8 青山OM-Square 1F ◎営業時間:11:30am-2, 6-10pm (LO) 定休日:なし
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